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■石鹸原料を食用油に、幼稚園でリンパ腺異常の集団発症=中国浙江省
中国浙江省慈渓市滸山鎮の私立・体芸幼稚園で、園児過の半数を占
める200人以上が、リンパ腺の数値は正常値より遥かに高く、腸の
リンパ腺が腫れているという同じ症状が診断された。その後の検査
により、同幼稚園の昼食の調理に使われているパーム油は融点40度
のもので、石鹸製造の原料であることが判明した。ある親の証言に
よると、たまたま調理場に入った親がドロドロで半分固まっている
調理用油を発見した。また、調理場は非常に汚く、ゴキブリ、ハエ
が這い回っていた。怒った親たちはわが子がこれまでに頻繁に腹痛
したり、下痢したりしているのは偶然ではないと警戒して、こども
を病院に連れて診査してもらった。B超音波検査の結果、園児の過
半数を占める200人以上が腸のリンパ腺が腫れていると診断された
。10月7、8日の二日間にわたり、数百人の親は幼稚園と市役所前に
集まり、問題の調査・解決を求めた。地元メディアの記者が現場を
取材したが、帰り道で正体不明のグループに尾行され、撮影映像が
強制的に消された。地元メディアはその事件を一切報道しておらず
、ネットの書き込みもほとんど消されている。問題の解決を求め続
けている親たちに対し、地元政府機関は責任を擦り付けて、誰一人
対応に出てこなかった。8日夜になって、幹部の一人が親の代表数
人と面会し、問題の解決を口頭で約束した。その後、地元政府の衛
生・保健部門が疑惑の油を検査した結果、品質に問題がないとの結
果を出していたが、その後、「浙江省糧油食品検察中心」の検査に
より、それは融点40度のパーム油であり、石鹸製造の原料にしか使
われないものであるのが判明した。10月11日、行政は同幼稚園に対
し、3万元(約50万円)の罰金の処分を下した。12日夜、幼稚園が閉
鎖された。取材を受けたある親は、「一番の心配は、わが子の健康
にどういう危害が生じるかだ」と語った。
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